大企業だけに必要な役割ではない
CFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)と聞くと、一般的には名だたる多国籍大企業におけるCEO(ないし、COO)に次ぐ参謀役、財務スペシャリストのポジションをイメージすることがあるかもしれません。中小企業・ベンチャー企業・海外現地法人の企業規模においては、そのような大きな肩書きの役割を作ることは恐れ多い(うちには関係ない)、過剰な印象を持つかもしれませんが、機能としてのCFOの役割は、企業規模、その形態に関わらず、持続可能で健全な経営を行うために、極めて重要なものと言えます。