専門家が語る、一石二鳥、海外投資でお金を稼ぎながらスキルアップ

海外投資、海外のビジネスを学びたいと思っても、自分では何から手をつけて良いのかわからないし、他力本願になっては、なかなかそのチャンスが巡ってこないかもしれません。

もちろん相当のお金をかければ、専門知識を基礎から身に付けることができますが、手っ取り早く始めるには道のりが長すぎます。それに知識だけを身につけても、実践の仕方がわからなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

それでは、効率的に学ぶための選択肢としては何があるのでしょうか。例えば、海外の事業・資産向けに、少額投資をしてみることが考えられます。クラウドファンディング等がその典型的な方法として挙げられます。

目的が投資リターンだけではないので、最初からリスクを大きく取りすぎて、万が一大怪我しては元の子もありません。許容範囲内でトライアンドエラーをするのが望ましい形と言えるでしょう。また、投資対象を比較的リスクが低いもの(ローリスク〜ミドルリスク)、社会貢献に資するものにしておくことも考えられます。

最高の題材

海外の事業・資産向け投資は、海外ビジネスを学ぶため、スキルアップするための要素が沢山詰まっていると言えます。

まずは語学面です。基本的に、英語ないし投資対象国の言語を使わなければなりません。語学だけを学ぼうとすると、ビジネスであまり出てこない単語や文法も含めての遠回りの勉強になってしまいます。一方で、投資の場合はその具体的な題材が目の前にあるので、ビジネスに役に立つ実践的な語学力を、荒削りでも身につけていくことが可能です。興味のある題材から学ぶことになるので、モチベーションも維持できます。

ビジネスの仕組みを学ぶのにも絶好の題材です。投資からリターンを得るためには、そのビジネスが何から売上を生み出し、費用として何が必要で、利益としてどのくらいの割合が残るのか、知っておかなければなりません。そのビジネスモデルが安定的な利益を生み出すのか、ビジネスリスクとして何が潜んでいるのか、それらの分析も必要です。海外では、商慣習や文化が違うので、意外な発見もあることでしょう。

ビジネスモデルに加えて、投資事業を推進する上で重要となる法律、会計の知識、考え方も、実践を通して身に付けることができます。海外投資においては当然でも、国内向けの投資では、遭遇できない事象が数多くあるということに気付かされます。

投資家の立場

資金拠出する投資家の立場は、基本的には強いのです。一般的に、ビジネスをタダで教わろうとしても、プロフェッショナルが善意で一から教えてくれるケースは稀でしょう、特別な関係性にあるか、後々の見返りが期待できるか、何らかの理由があるはずです。

ある意味、投資家の立場はそのような特別な何かを持っていなくても、情報を取得し、その投資ビジネスに軽重の差はあれど、参画することを可能にします。もちろん、インナーサークルに入らないと遭遇できない投資機会も沢山あるでしょうし、一定以上の金額を拠出しなければ、相手にされないケースもあります。ただそれはあくまで、先々のステップとして考えれば良いでしょう。

一石二鳥

投資ですから、利益が出るときもあれば損をすることもあります。利益が出れば、実質的にお金を稼ぎながら、実践経験を通じたスキルアップを実現することができます。一方で、多少の損が出たとしても(投資の観点では望ましくありませんが)、勉強代として高くつくことはないでしょう。机上の勉強をする選択をしても、誰かに教えを乞うことになれば、いずれにしても費用はかかるのです。

忘れてはならないのは、海外投資の実践を通じてスキルアップしたことが、それに続く海外投資だけに生かされる訳ではないということです。語学を含め、海外ビジネスで得た経験が、本業としての仕事や他の副業などに、転用できるのです。一石二鳥どころか、一石三鳥となれば投資のしがいが、大いにあるでしょう。


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