専門家が語る、成功者を9割真似することから始める利点

独自の方法をあみ出して大成功することに賭けるのも夢がありますが、ほとんどの成功は一定の決まった土台の上に成り立っています。全てを一から組み立てると、時間と労力のコストがかかるので、まずは真似するところから始めるのが、成功確率を上げるためには安全でしょう。

投資については、膨大な書籍や情報が溢れているように、基礎となる知識を座学で学ぶ機会は沢山あります。有料のものも含め、体系的にまとめられた資料は、比較的簡単に手に入ります。海外投資においては、日本語の情報だけでは限界もありますが、それでも相応の知識は得られることと思います。

問題は、座学で得られる知識と実践で必要なノウハウに、少なからずの温度差があることです。現実は、理論通りにいかないことが多々ありますし、ビジネス環境や交渉の前提条件は、教科書に出てくるような均一的なものではないからです。

真似をすると言っても、その実践ノウハウを真似することが肝なのです。

成功と失敗の繰り返し

成功事例、失敗事例を参考にしたり、共同投資を通じて実践的な知識、ノウハウを習得することが、真似をする方法としては早道です。成功事例を研究することは勿論大切ですが、失敗事例を深堀していくことも、それ以上に重要です。失敗から学ぶことによって、将来に向かって大事故を起こすリスクを減らすことができるからです。

理想的には、小さな失敗とほどほどの成功を繰り返しながら、その中で大きな成功事例を作っていくことでしょう。致命的なダメージを被るような大きな失敗は起こしてはなりません。成功者の事例に学び、共同投資等を含めて実践経験を積んでいけば、多くを真似することで、その理想の実現に近づくはずです。

運と実力

運だけで、成功する投資家も中にはいるでしょう。これには確率論の観点もあります。ただ、運も実力のうち、という言葉があるように、運をつかむためにも、その分野における基本は確実に抑えておくことが必要です。さもなければ、他力本願の宝くじになってしまいます。

成功者の真似をすることで、基礎の習得と実践の反復によるノウハウ蓄積が進み、運だけに頼らない実力ベースの成功事例が生まれることでしょう。

オリジナル要素は1割程度

真似をすると言っても、半分真似をするのではなく、9割真似しても全く問題ありません。むしろ、その方が望ましいくらいです。投資の目的にせよ、投資基準にせよ、自分のオリジナルを考えすぎるよりは、9割普通、1割オリジナルの方が、確立した部分が大きいので、結果的に成功確率としては高くなると考えられます。

1割だけ考えれば良いとなると気が楽になりますし、最初のうちは専門家や、取引関係者の助けを得れば、海外投資であっても、心理的なハードルも含めて、それほど難しいものではなくなるに違いありません。


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