専門家が語る、海外投資を実現できる人の3つの特徴

海外投資を実現するには、投資に関する最低限の基礎知識があれば、それ以上の特別な能力は必ずしも必要はありません。言語を自由自在に操る切れ者達だけが、しのぎを削っている世界ではないのです。

必要な知識や経験は、協力者としての取引関係者や、専門家、アドバイザーからのサポートとして得ることが可能です。

そもそも、海外投資(特に事業や現物資産向け投資)は一人の力だけで全てを遂行するのは、規制等も含めて困難なケースが多いでしょう。すなわち、いずれにしても誰かのサポートは必要なのです。むしろサポートを受けない方が、落とし穴にはまってしまうリスクが高まり、結果的に経済的にも不利益を被るでしょう。

海外投資を実現、継続するには、マインドセットがより大切になってきます。以下の3つがポイントになります。

好奇心と熱量

何事を始めるにも、それなりに手間はかかります。自動で楽にできてしまう上手い話はなかなかないものです。やり遂げるためには、好奇心と熱量がなければ、途中でくじけてしまいますし、興味を持って関わり続けることが難しくなります。

初めてのケースでは、事前調査からデューデリジェンス、投資の執行まで、それぞれのステップに 、相応の時間をかける必要がありますし、色々な課題も出てくるでしょう。それらを乗り越えるためには、エネルギーが必要です。

また、無事に投資実行した後も、好奇心が続かないとほっぽらかしになってしまいます。管理不行き届きになると、期待通りのパフォーマンスを出すのが難しくなるでしょう。

投資を楽しむ

投資には良い時もあれば、悪い時もあります。海外投資も同様です。上手くいっている時でも、何らかの課題や改善余地は出てくるものです。そのような時に、楽しんで対応できるかどうかが鍵になります。

万が一、悪い方向に進んでしまい我慢が必要な場面もあるでしょう。そのような時にも、忍耐力だけでなく、その局面を楽しむ力があれば、きっと良い方向に軌道修正できるはずです。

異文化への理解

異文化への理解、つまり自国パターンの枠に全てを当てはめない、許容力や柔軟性が必要となります。もちろん、自国でのこれまでのパターンを否定するものではありませんが、環境が違えば、プロセスや考え方も大なり小なり違います。

むしろ違っていることの方が当然で、その中でどうやって調整しながら進めていくか、リスクを減らしていくかということの方が肝となります。着眼点が違うと、自然に見えてくるものが異なります。自らの枠に固執しすぎてしまうと、取引関係者との合意形成にも想像以上に苦労するでしょう。

ミスコミュニケーションや想定外のことが発生し、意表を突かれても動じないくらいの気持ちが大切です。


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